kappa's noon recess


ゆうびんです

ごめんください、郵便です。
はーい。
カッパさんはこちらですか?
そうです。
こちら、xxxxさんからです。
あれれ、そんなひとしらないよ。
それでも、あなた宛ての郵便なのです。
そうですか、ごくろうさまです。
ごきげんよう。
このひとだれだろう?へんだなあ。でもあけてみようかな。

「カッパさんへ
わたしはあなたを知っています。
いつもあなたを見ています。
真四角に切り取った世界から、
オレンジのエンドロールの向こうから、
さかさまにまどろむ闇の中から、
寝っころがってあなたを見ています。
いつかわたしをみつけたら、
大事なたからものをあげます。
それまで、どうかお元気で。」

ぼくをしってるひとみたい。でもぼくはこのひとしらないや。
おへんじをかいたほうがいいのだろうけれど、じゅうしょがわかんないよ。

しかたないから、たんすのおくにしまっておこう。
またいつのひか。





はっ、
よくねたなあ。
そういえばあのときのおてがみは、まだあるかな。

ごそごそ

あった、これだよ。
どれどれ。

「カッパより
ぼくはきみをしっています。
いつもきみをみています。
あらしのよるのまどガラスから、
くろいなみがよせるはまべから、
ちゃっくのついたくちのなかから、
ねっころがってきみをみています。
だいじなたからものは、きみにあげます。


あれれ、なんだかこないだとちがうよ。
おかしいなあ。

これはぼくのかいたおてがみだから、だれかにおくらないと。

あれれ、でもおくりさきがわかんないや。

しかたない、また、しまっておこう。


ああ、
ねむいなあ。
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by afro0131 | 2008-01-31 00:00

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